「半農半あきない」実践録

「自給農」「あきない」を中心とした、日々の所感実践録

育苗用の乾燥オカラ

心願をもって貫かねば、いかに才能ありとも
その人の「一生」は真の結晶には到らぬ。

 

              寺田一清『森 信三先生 一日一語』

 

二宮尊徳は幼少時の経験(天明の大飢饉、田畑の流失、両親の死)を経て、世の貧困や憂き目にあった人を救いたいという心願を立てていたようです。

 

僕は、、、

 

家族や地域といったコミュニティが良い意味での繋がりを取り戻し、経済面含めて緩やかに成長していけるような環境、

地域に根ざしながらも、広い視野で志向できると若者が思える環境、

 

そういったものを「半農半あきない」というライフスタイルを実践し、結果を出していくことで作っていけたらいいなぁと思っています。


* * *

 

東京中心の10年半の会社員生活を終え、山口県宇部市の自宅に戻ってきました。

 

今日は、引越しの荷物の開梱、整理、自宅の掃除などをして、去年から田んぼを借りている叔父さん(義理の母の兄)に挨拶に行きました。

 

小さい田んぼで、人手中心の稲作ですが、

 

 ・代かき、すき込み(田植えの為に細かくかき混ぜる、堆肥と土をかき混ぜる)
 ・脱穀(稲穂から籾を取る)
 ・籾摺り(籾殻を取って玄米にする)

 

は機械が必要になり、特に「代かき、すき込み」は年4回くらいトラクターを使います。

 

去年、これらの機械作業は叔父さんに主導してやってもらい、
まだ僕が一人で機械の操作ができないので、今考えている田んぼの予定を伝え、今年も協力をお願いしました。

 

親族なので当然、仕事のことやら生活のことも心配してくれており、これからの生活スタイルについても具体的にお話すると安心していただけたようでした。

 

そして、週末に帰ってきて作業して、東京に戻っていた昨年度とは明らかに距離感が近くなっているのが嬉しいです。

 

 

ここ数日で宇部の山桜も見頃になっていて、ゆっくり花見を楽しんだり、出かけたりしたいという気持ちもありますが、今年の稲作に向けた準備があるので、嫁さんの実家に行きました。

 

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(嫁さん実家の桜も満開)


育苗用の培土に使う「乾燥オカラ」を作るため、豆腐屋さんに譲っていただいたり、スーパーで購入した「オカラ」を天日に干しました。

 

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(こんな感じでオカラを干しました)

 

乾燥させると重量が4分の1くらいになるということが分かり、今日の段階で不足してることが判明。

 

明日、午前中におからを手配して、乾燥させないといけなくなりました。。。

 

 

週末には培土作りをしないと、予定している種蒔に間に合わなくなってしまうので、結構焦りも感じています。

 

初めてのこととは言え、相変わらずバタバタです(笑)

 

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夕方田んぼに寄ると、レンゲが大繁茂。順調です。

一部、抜けているエリアがあるのですが、撒きかたが悪かったか?

 

土手につくしも出てました。

 

春全開で気持ちも明るくなります。


合掌