田んぼの記録:45日育苗で高校生苗を目指す| 半農半X(エックス)実践3年目 in 山口宇部
かなり以前の記録なのですが、頭の整理も兼ねて。
4月12日㈯:種蒔、プール苗床に設置。
5月30日㈯:田植え(総手植え)。
高校生くらいの苗を目指して
昔から「苗八作(なえはっさく)」というくらい、育苗が稲作のかなり重要な部分を占めている、という言葉です。
この漢字で合っているか分かりませんが。。。
除草剤というものが存在しなかった時代の稲作では、田の草と稲の生育勝負、生存競争でコメの出来不出来が決まっていたと思います。
天地自然の理は不偏なので、現代でも除草剤を使わずにコメ作りをするとなると、「田の草に負けない苗に育ててあげないといけない。」というのが、師匠の教えでした。
目標は高校生くらいの苗ということで、今年は、種籾を蒔いてから約45日間を目安に育苗期間を取りました。
※45日間というのは、稲葉光圀さんのご著書を参考にしています。
(田植え前日の苗)
3.5葉くらいになってくれるといいなぁという感じで、育苗していました。
ポットより平箱の方が旺盛だったということ
育苗培土は、無肥料焼土、ピートモス、乾燥オカラのミックスです。
今年は、ポットあたり3~4粒で多めに蒔いたせいか、終盤で若干葉色が薄くなり、肥料切れ(?)のように見えました。
1箱だけ平箱にバラ蒔きした分が、生育が良く、田植え後の活着や分げつも旺盛だったので、来年は平箱だけにしても良いかも、と考えたりもしています。
(田植え直前。右:ポット、左:平箱)
しかし、色々と試行錯誤したり、実験するのが面白いので、収穫まで終えた時点で総括してから来年のことを考えようと思います。
合掌