千日回峰行の塩沼亮潤さんがやってくる!
人間の智慧とは、
(一) 先の見通しがどれほど利くか
(二) 又どれほど他人の気持ちの察しがつくか
(三) その上何事についても、どれほどバランスを心得ているか
という事でしょう。
寺田一清『森信三先生 一日一語』
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2003年から2010年、東京での7年間、森信三先生の『修身教授録』を読む会に参加していました。
義父が東京時代に知り合った頼経健治さんが世話人をしていた会で、僕も誘われて、義父が宇部にUターンした後も参加していました。
この読書会(「ようとく会」といいます)で、普段の仕事ではなかなか無い出会いと、学びの機会を得ることができました。10人~15人くらいのこじんまりとした会で、輪読-感想近況発表-飲み会というスタイルで、若い僕(当時はまだ(笑))も入って行きやすい雰囲気でした。
その頼経健治さんが世話人をしている、「武蔵嵐山志帥塾」という会があります。
年一回、埼玉の嵐山町で開催され、レギュラー講演者の作家・神渡良平さんを始め、4名ほど講演者を招いてお話を伺い、夜は一緒にお酒を飲んだり交流する会です。
今年は、10月11日㈯、12日㈰の2日間で開催されます。
(今年で20回目です。ご興味ある方は、コメントでお問い合わせください)
今回は、仙台から塩沼亮潤さんがいらっしゃるということで、今までで一番楽しみにしています。
塩沼亮潤さんは、奈良・吉野の修験道「千日回峰行」を果たした方です。
まだ夜も明けない真っ暗な中で出発し、けもの道を大峰山山頂まで往復40㎞以上を駆け上がり、駆け下りてくる荒行。
これを数年に渡り、合計千日間続けるそうなのですが、満行したのは、1300年の歴史で塩沼亮潤さん含め二人だけです。
※ちなみに千日回峰行の前に、百日回峰行を満行しておかないといけないらしいです。
5年前?にも一度、この講演会にいらっしゃったのですが、仕事で参加できず、著書を拝読しました。
この著書「人生生涯 小僧のこころ」にとても感動し、講演を聞けなかったことを残念に思っていました。
兄と仙台まで会いに行こうと相談していたところ、武蔵嵐山志帥塾で再度、講演されるということで本当にラッキーです。
頼経さんに思いが伝わったのか、感謝感謝です。
合掌