「半農半あきない」実践録

「自給農」「あきない」を中心とした、日々の所感実践録

武雄市図書館であきないを学ぶ

 

先日、新潟三条から来たメーカーの方を、佐賀の武雄に送りに行ったのですが、
帰りに武雄市図書館に寄ってみました。

 

武雄市は、福岡市内から90㎞近く離れたのどかな市なのですが、この図書館が町おこしに一役買っているのは明らかでした。

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市長がユニークな方らしく、市立図書館の運営を某大手チェーン書店に委託しているということで、大変話題になったということ。


内観も写真を取ったのですが、後で「No Photo」の標記に気づいたので、外観のみ載せさせてもらいます。

 

外国のオシャレな書店のような書棚の作りで、

話題の本や最新書籍、雑誌は販売している一方、研究書や調べものをする書籍など、所謂従来の図書館的な蔵書は貸出、館内閲覧という形を取っていました。

 

そして極めつけは、、、

 

スターバックスが入っていて、カフェのような雰囲気でもあるということ。

 


図書館のはずなのに、カフェのようで、

書店のようでもあるという経験したことのない空間。

 

新鮮な感動を覚えました。

 

図書館に行きたい人、

カフェに行きたい人、

話題の新刊がほしい人、

勉強や調べものがしたい人、

 

従来目的と行動が異なると思われるような客層が一ヶ所に集まってきている状態。

 


図書館は「本を貸借する空間」、

書店は「本を売買する空間」、

カフェは「ゆっくりくつろぐ空間」、

という定義でしたが、

確かに、いずれも「本が好きな人」が好む空間という事では共通しており、これを絶妙にミックスしているのが、武雄市図書館だと感じました。

 

一日居ても飽きません。

 

東京や大阪などの都市圏にあったら、これは連日大盛況になるだろうと思いました

 

商売のヒントにもなりそうです。

兄とスタバでコーヒー飲みながら、商売談義になりました(笑)


内観写真を載せられないのが残念ですが、ここはわざわざ足を運んで一見する価値はあると思います。


武雄まで来たので、ついでに温泉も寄って福岡に戻りました。

 

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(お寺ではなく武雄温泉。昔からインパクトある佇まいは変わりません)

 

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(「豊臣秀吉が来ましたよ!」という証明)


武雄市の皆さんが羨ましい。。。

 

合掌