拙速か巧緻か
物事は一おう80点級の出来栄えでよいから、絶対に期限に遅れないこと。
これ世に処する一大要訣と知るべし~『森信三先生 一日一語』(寺田一清)より
ブログを始めてみて分かったこと。
・意外に自分の考えが纏まっていないことが分かった。
・そのくせ、長文になる傾向がある。*纏まっていないから。
・良い表現をしようという浅ましい心が見え隠れする。
「でもまあいいか。」と開き直ってキーを打っています。
一番良かったのは、考えがそれなりに整理できること。
毎回、ブログの書き出しは、森信三か二宮尊徳の一日一語のいづれかを引用するようにしています。
こんな小さな本です。毎朝、その日の箇所読んで、「うーむ」とうなってます。
今回は、森信三の一日一語なのですが、
今まで仕事(電気製品向け部材の営業)では、
「70%行ける感覚を感じたらGOや!」
という進め方で今まで来ました。
いや、
もっとモノづくりできるかどうか分からない状態で、進めてきたこともあったと思います。
毎回毎回、素材も工法も違う部品の相談ばかり、どうしても知識面での不備がある状態で商談進めていくことになるのですが、その際、仕事を引き受けていいかどうかの感覚が「経験的に、ものになるかどうか70%くらいの確率」でした。
「あと30%は、協力メーカーさんと社内の皆でガンバりゃー何とかなる」という怒られるような考えです。
完全に拙速ぎみですね。
怒られますが、営業はこれくらいの感度でいいと思っているフシもあります。
さて、森信三さんが仰ってる「80%」が良いかどうか。
場面と内容で違ってくるので、必ず80%とは思いませんが、
その「さじ加減」が分かる感度を養うことの方が、重要な気がします。
ただ、自給稲作ではじっくり手をかける巧緻で、丁寧に取り組みたいと思ってます。
いろいろ準備していかないと。。。
合掌