2014-08-01から1ヶ月間の記事一覧
人間関係―与えられた人と人との縁― をよく噛みしめたら、必ずやそこには謝念がわいてくる。 これこの世を幸せに生きる最大の秘訣といってよい。 寺田一清『森信三先生 一日一語』 大学時代までは、縁あった人と繋がる努力は、あまりしていませんでした。 ま…
真実というものは、 一点に焦点を絞ってピッチを上げなければ、 発火しにくいものである。 寺田一清『森信三先生 一日一語』 深刻になりすぎず、でも緩みすぎず、ちょうどいいバランスで丁寧に日々を過ごしたいと思っています。 でも、仕事の目標、やりたい…
借金を隠蔽するは 益々借金を増長せしむるの途なり。 宜しく之を神棚に飾りて、 念々返済を心かくべし。 寺田一清『二宮尊徳 一日一言』 尊徳(二宮金次郎)の『報徳記』や『夜話』に出てくる領主は、どれも借財で困窮していながら、身に沁みついた贅沢な生…
天地の大父母なり。 国家困窮せば則ち 大父母を頼むの外、復(また)他術あるなし。 苟も(いやしくも)大父母を頼まば、 則ち興復せざるを憂えん。 何を大父母を頼むと謂う。 荒蕪を墾闢(こんぺき)し、穀粟(こくぞく)を算出する、 是れなり。 寺田一清…
すべて物事には基礎蓄積が大切である。 そしてそれは、ひとり金銭上の事柄のみでなく、 信用に関しても同じことが言えます。 否、この方がはるかに重大です。 寺田一清『森信三先生 一日一語』 「こんなことになるぐらいなら、こんな思いをするくらいなら、…
不仁の村を、仁義の村にする、 甚だ難しからず。 先ず自分道を踏んで、己が家を仁にするにあるなり。 己が家仁にあらずして、村里を仁にせんとするは、 白砂を炊(かし)いで飯にせんとするに同じ。 己が家誠に仁なれば、 村里仁にならざる事なし。 寺田一清…
凡そ世の中は陰々と重なりても立たず、 陽々と重なるも又同じ。 陰陽々々と並び行るるを定則とす。 譬えば寒暑昼夜水火男女あるが如し。 人の歩行も右一歩左一歩、 尺取虫も屈みては伸び、屈みては伸び、 蛇も左へ曲り右に曲り~此の如くに行くなり。 寺田一…
人間の智慧とは、 (一) 先の見通しがどれほど利くか (二) 又どれほど他人の気持ちの察しがつくか (三) その上何事についても、どれほどバランスを心得ているか という事でしょう。 寺田一清『森信三先生 一日一語』 *** 2003年から2010年、東京での…