2014-06-01から1ヶ月間の記事一覧
6月が終わろうとしています。 福岡・山口は、梅雨らしさが感じられず、人間にとっては比較的過ごしやすい1ヶ月でした。しかし、季節は季節通り廻ってくれないと、何となく不安ですね。 自分で田んぼ始めてから、そんな感じが強くなりました。 *** 2008年…
国に分度なき時は幾万の財を入るるといへども、 破桶に水を入れるるが如く一滴も保つこと能わず。 今子の君家、極難なりと雖も明かに分度を立て 節度を守り仁術を行ふ時は、国の復興難しとせず。 寺田一清『二宮尊徳 一日一言』 借金を返済せず、バンバンお…
先生諭して曰く、 汝富を得るの道を知らざるが故に窮せり。 夫れ天地の運動頃刻(ケイコク)の間断あるなし。 この故に万物生々息まず(ヤマズ)。 人之に法り、間断なく勉励する天の運動の如くならば、 困窮を求むると雖も得べからず。 寺田一清『二宮尊徳 …
コシヒカリ。 言わずと知れた、日本を代表するうまい米です。大学時代のサークル(昔ながらの田んぼの会)でお手伝いしていた田んぼも、コシヒカリでした。 そして、「半農半あきない」という生き方をスタートさせた去年も、農協から購入したのはコシヒカリ…
佛に所謂因果とは何ぞや、 種を蒔けば実を結ぶ是なり。 夫れを善因に善果あり、悪因に悪果あり。人皆之を知る。 然れども目前に見(あら)われずして数十歳の後に見わる。 故に人之を畏れず。況んや前世の因縁に於いてをや。 寺田一清『二宮尊徳 一日一言』 …
村長若し謙譲を主とし、奢を禁じ、約を守り、分を縮し財を推し、 以て貧民を済わば則ち貧民感動し、 きん(音に欠)艶依頼の念消して、 勤労を厭わず、悪衣悪食を恥じず、 分を守るを以て楽と為す。 然らば則ち汚俗を洗い、廃邑(はいゆう)を興す、 何の難…
玄米食は、我われ日本人には「食」の原点である。それ故玄米食を始めると、かえって味覚が鋭敏になる。 寺田一清『森信三先生 一日一語』 自宅では、大学時代に参加していたサークル「昔ながらの田んぼの会」でお世話になった農家の方に、毎年いただく有機無…
樹木を植えるに、根を伐る時は、必ず枝葉を切り捨つるべし。 根少なくして、水を吸う力少なければ枯るる物なり。 大いに枝葉を伐りすかして、根の力に応ずべし。 然かせざれば枯るるなり。 寺田一清『二宮尊徳 一日一言』 6月、福岡、山口ともに梅雨入りです…