「半農半あきない」実践録

「自給農」「あきない」を中心とした、日々の所感実践録

レンゲ刈り | 半農半X(エックス)実践3年目 in 山口宇部

翁曰く、

 

千円の資本にて、千円の商法をなす時は、

他より見て危うき身代と云ふなり。

 

千円の身代にて八百円の商法をする時は、

他より見て小なれど堅き身代と云ふ。

 

此の堅き身代と云はるる処に、味はひあり益あるなり。

 

 

                              寺田一清『二宮尊徳 一日一言』(致知出版社)より

 

 

 

いたずらに規模の大を追わないで、自分の身の丈(=分度)に合った年々歳々の商売を続けていくことで「木の年輪のように成長していく企業」を目指しています。

 

伊那食品工業の塚越会長が言う「年輪経営」です。

 

 

 

イセヒカリの生育状況は…

今年、初めて挑戦しているイセヒカリです。

 

育苗約20日を迎えた状況です。

 

 

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(苗場設置後のトラブルなく、順調に見えます)

 

 

 

GW初日。

田んぼの畔草とレンゲ刈りをしました。

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(僕の手にかかる運命にあるレンゲたち。。。)

 

この地域も段々と田んぼの時期が近づいており、田んぼに人の手(といっても、トラクターなど機械ですが)が入り始めます。

 

これまで繁茂していた雑草が刈られ、畔が塗られ、田んぼの準備が進んでいきます。

 

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(今年も、藤の花が見事です。)

 

一心不乱に草刈機をブンブン言わせていると、途中から、田んぼをお借りしている親戚の伯父さんが、畔草刈りの手伝いをしてくれました。

 

 

 

そして、帰り際、

 

「草刈が上達したーね」

 

と山口弁で伯父さんがほめてくれました。

 

 

半農生活3年目。

 

教科書で学んでいることは何もありませんが、少しずつ何となく、

自分の身体が覚えていってくれているのかもしれません。

 

合掌