「半農半あきない」実践録

「自給農」「あきない」を中心とした、日々の所感実践録

針と灸、剣道再開

政事の要は与と取との先後にあり。

与を先にし取を後にするは仁政なり。

取を先にし与を後にするは悪政なり。

 

               寺田一清『二宮尊徳 一日一言』より

 

 

「部分だけを見て、全体と思ってしまう」というのは、一知半解や誤解を招く危険があるので、なるべく自分で多くの部分を理解するように努めていきたいです。

 

尊徳は、「無条件にばらまくのが仁政」とは言っていません。

 

 

報徳記を読むと、、、

 

偽りや見た目でなく、誠心誠意で自ら成長しようという者や集団に対し、

それを見極めた「与」を実行していたようです。

 

***

 

年末の大掃除で、激しい腰痛に見舞われました。

腰は「身体の要」。

 

何をするにも不自由していました。

 

 

そのままにしていて...

自然治癒を待つだけというのも、時間が掛かりそうなので、

会社近くにある鍼灸院に行きました。

 

針治療に対しては、少し効果を疑問視していました。

というか、治療が必要になるほど身体が壊したりしたこと自体があまりなく、針治療を体験したことが無かったためかと思います。

 

そして、今回、この腰痛で「針と灸の効果」を感じることになりました。

 

 

腰が痛いのに...

なぜか足の親指の付け根を始め、脚部中心に針と灸を施術され、患部は最後という流れでした。

特に、腰に針を刺されるときに「ずうぅん」という鈍い感触が何とも気持ち悪くなるのですが、腰の痛みよりはマシなのでひたすら我慢。

 

針治療の後を追うように、すかさずお灸が据えられていきます。

これもかなりの熱さで、身悶えするようですが、ひたすらガマン!

 

治療が終わった直後は、それほど良くなったとは感じませんでした。

しかし、15分~30分ほどすると、不思議に腰の痛みが緩和され軽くなるではありませんか!

 

これほど針と灸が効くとは思いませんでした。

 

そして、調子に乗って、リハビリとばかり久しぶりに剣道の稽古に参加すると、

やっぱりちょっとまだ早かったようです。。。

 

合掌