針と灸、剣道再開
政事の要は与と取との先後にあり。
与を先にし取を後にするは仁政なり。
取を先にし与を後にするは悪政なり。
寺田一清『二宮尊徳 一日一言』より
「部分だけを見て、全体と思ってしまう」というのは、一知半解や誤解を招く危険があるので、なるべく自分で多くの部分を理解するように努めていきたいです。
尊徳は、「無条件にばらまくのが仁政」とは言っていません。
報徳記を読むと、、、
偽りや見た目でなく、誠心誠意で自ら成長しようという者や集団に対し、
それを見極めた「与」を実行していたようです。
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年末の大掃除で、激しい腰痛に見舞われました。
腰は「身体の要」。
何をするにも不自由していました。
そのままにしていて...
自然治癒を待つだけというのも、時間が掛かりそうなので、
会社近くにある鍼灸院に行きました。
針治療に対しては、少し効果を疑問視していました。
というか、治療が必要になるほど身体が壊したりしたこと自体があまりなく、針治療を体験したことが無かったためかと思います。
そして、今回、この腰痛で「針と灸の効果」を感じることになりました。
腰が痛いのに...
なぜか足の親指の付け根を始め、脚部中心に針と灸を施術され、患部は最後という流れでした。
特に、腰に針を刺されるときに「ずうぅん」という鈍い感触が何とも気持ち悪くなるのですが、腰の痛みよりはマシなのでひたすら我慢。
針治療の後を追うように、すかさずお灸が据えられていきます。
これもかなりの熱さで、身悶えするようですが、ひたすらガマン!
治療が終わった直後は、それほど良くなったとは感じませんでした。
しかし、15分~30分ほどすると、不思議に腰の痛みが緩和され軽くなるではありませんか!
これほど針と灸が効くとは思いませんでした。
そして、調子に乗って、リハビリとばかり久しぶりに剣道の稽古に参加すると、
やっぱりちょっとまだ早かったようです。。。
合掌