読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

「半農半あきない」実践録

「自給農」「あきない」を中心とした、日々の所感実践録

稲の倒伏対策 | 半農半Xの実践 in  山口宇部

真理は感動を通してのみ授受せられる。

 

だがそれには、教師自身の生きた真理に対する感動こそ、

 

その根源といえよう。

 

                                        寺田一清『森信三先生 一日一語』

 

森信三先生は、教員養成課程の学生たちに修身の講義をされていたので、

教師、教育者が想定されてます。

 

でも、親や組織の上に立つ者も同じですね。

 

自分の心が震えなかったことを、他者に伝えようとしても、

なかなか伝わらないような気がします。

 

そして、感動は五感を通した経験から生まれる、と僕は思っています。

 

日本人が長く続けてきていた昔ながらの稲作が、五感や身体性を研ぎ澄ます為の方法の一つだと思うのですが、どうでしょうか。

 

***

 

今年の米作り(無農薬、無施肥)は、8月の長雨で生育が遅れていました。

しかし、9月に入ってからの好天で、登熟が進み、何とか稲刈りを迎えられるまでになってくれました。

 

昨年は倒伏(稲が根元からバッタリと倒れる)した反省から、今年の稲作では、

 

 「倒伏させないこと」

 

を一番の目標に取り組んできました。

f:id:tack3110:20130831081925j:plain

(昨年の倒伏状態。恥ずかしいですが。。。)

 

対策として実施したのは4つ。

 

①    貝化石を撒いてケイ酸を補充 ※貝化石は、化学肥料ではありません。

②    徒長苗を作らない(苗を背高のっぽにしない)

③    7月の中干 ※昨年は色々考えて未実施でした。

④    出穂後の水管理 

 

 

倒伏対策の結果は…

f:id:tack3110:20140920160849j:plain

f:id:tack3110:20140921101118j:plain

 

部分的には怪しい箇所がありましたが、稲刈りまでしっかり直立してくれました。

 昨年より粒数も多く、粒も大きめです。

 

 

「やっぱり、素人には無理なんかなぁ。」

 

と少し気を落とした昨年でしたが、一寸前進できた気がします。

正直言うと、どの対策が一番奏功したのかは、解りません。

 

でも、効果があったことは確かなので、来年の稲作でも最低限、今年と同じことをする必要があるという事は分かりました。

 

 

植物や農業について、専門的に学んだことはなく、大学のサークルで有機農業のお手伝いをしていた程度の経験しかありません。

 

その大学時代、山形県高畠町(日本の有機稲作先進地区)の皆さんと交流した時に、聞いた一言。

 

 「まだ20回しか、米作りしたことない」(高畠町で有機農業を営むオジサン)

 

強烈な印象が残っています。

 

僕はまだ2回目です。

まだまだ経験できることが沢山ありそうです。

 

20回目には、それなりにできるようになっているかもしれませんが、

「20回しかやったことない」って言ってみたいです。

 

なんかカッコいいので。

 

合掌