価値判断と消費活動
人間関係―与えられた人と人との縁―
をよく噛みしめたら、必ずやそこには謝念がわいてくる。
これこの世を幸せに生きる最大の秘訣といってよい。
寺田一清『森信三先生 一日一語』
大学時代までは、縁あった人と繋がる努力は、あまりしていませんでした。
まめに連絡したりするのを、面倒に感じていたせいではないかと思います。
仕事で色んな方々とご縁をいただくようになってから、東日本大震災があってから特に、縁を大切にしようという気持ちが強くなり、今日に至っています。
独りよがりにならず、縁に対し、自分ができる恩返しを心がけていきたいです。
感謝することと、祈ることはいつでもできます。
でも、心に余裕がないと心がけられません。
心の余裕を持つためにも、まずは時間の余裕を作るのが今の僕の課題です。
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4月~6月のGDPが、7.1%マイナスをいう記事を目にしました。
増税後に消費が冷え込んでいるようです。
僕の場合は、増税に関係なく、4月以降のお小遣いを減らした影響です(笑)。
まずは、頑張って家業に貢献します!
東京で会社員生活をしていた当時、環境NPOの地球村代表・高木さんの講演で、
「グリーンコンシューマー」
という言葉を聞きました。「地球環境を意識した消費活動をする消費者」というような意味で使われていたかと思います。
「地球環境を意識する」というのは、モノやサービスの価値を判断する一つの基準です。
地球環境というと、僕には壮大過ぎるのですが、最近は、
・不自然でないか?
・地元への貢献となるか?
・大量生産、大量消費を助長しないか?
・金儲け主義で自社都合だけの製品、サービスではないか?
みたいなことを心がけています。
家計を無視するわけにはいきませんので、自分の分度を保ったうえで、自分なりの判断基準をもって消費活動をすることが大切なのではないかと思っています。
そのような消費活動が、過当競争を無くし、食品について言えば、偽装、ずさんな品質管理(極端なコスト削減のしわ寄せ、弊害)を減らしていくはずです。
そして、一人一人が価値判断の意識を高めることが、本質的な経済対策になると思うのですが、どうでしょうか?
合掌