正解は???
国に分度なき時は幾万の財を入るるといへども、
破桶に水を入れるるが如く一滴も保つこと能わず。
今子の君家、極難なりと雖も明かに分度を立て
節度を守り仁術を行ふ時は、国の復興難しとせず。
寺田一清『二宮尊徳 一日一言』
借金を返済せず、バンバンお金を刷りつづけて、取り敢えず株価と為替誘導する政策。
何となく景況感が良くなってると報道され、そんな気になっている。
今の自分は、兎に角、目先何とかなってるから、様子を見とこうか。
そうこうしているうちに、ツケは後世に回され、気が付いたら色んな法案が可決されてて、、、。
現代は、尊徳の生きた時代に比べると、お金の流れが極めて複雑になっていて、現実を正確に掴むのが難しい時代だと思います。
しかし、本当のところは、ごくシンプルなのだと思います。
使ったものは無くなるし、借金は返さんといかん。
家計も国も同じはず。
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先日、山口イセヒカリ会の会長・岩瀬平さん(91歳)のお話を聞きに行きました。
実際に無農薬でイセヒカリを栽培している藤井治郎さんのお話も聞けて、大変参考になりました。
しかし、迷ってしまったことが。。。
田植え後3週間の写真を見せてもらったのですが、溝を切っていて、湛水(水を溜めて)いない。
水は溜めずに、自然落水したら入れてあげ、また自然落水させて、また入れるを繰り返すのだそう。
これまで、田植え後は「ヒエ」などの稲の生育を妨げる他の草防除のため、10㎝の深水管理だと、本で読んでその通りにしてました。
一寸、迷いが生じました。
が、
品種、土、水、標高など、色んな条件で変わってくるので、
「こうすれば正解!」
というものは、有機無農薬の稲作には、無いのだと思います。
いろんな方の考え方、方法を勉強しながら、じっくり観察して、一年一年自分なりに考えて体を動かすことが大切だと言い聞かせてます。
(明日、松本の師匠にTELして相談してみやう。。。)
イセヒカリについては、またじっくりと整理したいのですが、
来年、この品種にチャレンジしたいという気持ちが高まっています。
合掌