「半農半あきない」実践録

「自給農」「あきない」を中心とした、日々の所感実践録

農作業三昧(連休の過ごし方)

食事をするごとに心中深く謝念を抱くは、

真人の一特徴というべし。

それだけに、かかる人は意外に少ないようである。

 

                寺田一清『森信三先生 一日一語』

 

 

「ご飯を一粒残さず食べる」

 

「米粒残したら目がつぶれる」

 

小さい頃はこんなことを毎食、

母や祖父母から言われていたことを思い出します。

 

自分が働いて稼ぐようになってから、恥ずかしながら、

そういう食べ物への感謝(作物を育てる労苦への、命を頂くことへの)を長く忘れていました。

 

そして、

 

自給米作りを始めて、稲が育ち実ってくれる有難さ、収穫の喜び、

そういうものの実感を通じて、再び食事への謝念を感じられるようになれている気がします。

 

 

「手を合わせていただきます」

 

 

ずっと続けていきたい、日本人の素晴らしい習慣ですね。

 

 

***

 

 

時間経ってしまいましたが、連休の記録。

 

 

5/3(土)憲法記念日、午後、遅れていた苗床への苗箱設置。

 

完成体はイメージできているのですが、途中途中の作業の仕方、進め方にやや自信がなく戸惑う場面もありました。

 

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 (とりあえず完成。。。順調に育ってくれるのを祈るばかりです))

 

 

 

5/4(日)みどりの日、終日怒涛の草刈。

 

午前中は、義母の畑周辺を草刈し、午後は田んぼに出て草ボウボウになってしまっていた畔周辺と、これまた過繁茂とも思われるレンゲを刈りました。

 

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(Before)

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(After)

 

レンゲが我が家の田んぼの肥やしになるので、

順調に繁茂してくれたことには感謝していたのですが、、、

 

刈払に骨が折れ、途中から憎いらしく思えてきました。

 

まさに「レンゲ地獄」。

 

 

 

5/5(月)こどもの日、雨の予報だったので作業小休止。

 

福岡から来てくれた嫁さんの高校時代友人家族と、角島へドライブ。

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5/6(火)振替休日、義父と再び畔草刈、トラクターでレンゲ漉き込み。

 

東京に行っていた義父が前日夜に戻ってきて、この日は二人で田んぼ周辺の草刈をしました。

 

午後は、いつも手伝ってくれる親戚のおじさんにお願いして、トラクターを出してもらいました。

 

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(尊徳鎌)

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(トラクター教習。これはおじさん)

 

今回は、僕がトラクター操縦して8割くらい耕したので、操作方法が結構頭に入ってきました。

 

おじさんへの御礼は「大分麦焼酎 二階堂」を一升。喜んでいただけました。

 


そして、、、

 

連休明け5/7(水)、福岡の出勤は午後にさせてもらい、朝一田んぼに向かいました。
耕うん&レンゲ漉き込み後の畔整備と田んぼへの水入れ。

 

***

 

以前は、GWと言えば旅行に出ていたことが多く、それはそれで楽しかったのですが人疲れ、贅沢疲れしてました。

 

今年は、農作業三昧でしたが、爽やかな風が吹く中、小川のせせらぎと風の音、鳥の鳴き声しか聞こえない空間もまたいいものです。

 

身体を動かし、土と草に触れ、気持ちいい風を受けながら、鳥の応援歌を聞く。

 

自然からエネルギーもらえる時間に、心地よい疲れを感じながらリフレッシュできた連休でした。

 

合掌