「半農半あきない」実践録

「自給農」「あきない」を中心とした、日々の所感実践録

種蒔神経衰弱

多少能力は劣っていても、
真剣な人間の方が最後の勝利者となるようです。

   

                                                 寺田一清『森信三先生 一日一語』


「最後の勝利者」を、どう定義するか?


人によって分かれますが、


自分の「最適解」に向き合い、

その最適解に叶う生き方を実践することしかないのかなぁと思っています。


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5月になりました。

 

東京から宇部に戻って、早や1か月。

思ったより色々やることがあり、暇を持て余すようなことがありません。

米作りに関わる作業も同時並行して進めているのが、大きいかもしれません。


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その農作業についてですが、この前の週末、4月27日(日)に種蒔をしました。

 

前日まで低温浸種(13℃~15℃くらいの水に2週間浸種)と催芽(30℃x10時間で芽だし)をしたものを、苗箱に撒く作業です。

 

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(低温浸種と催芽を終えた種籾たち。白い根っこが出始めてます)

 

義父母、嫁さんにも手伝ってもらい、種籾を2粒ずつ手作業で入れました。

 

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(培土を入れているところです。この後、種蒔)


箱のサイズは35㎝x60㎝程度で、穴サイズは1㎝くらい。

それが、500穴くらい開いているので、結構な集中力が必要です。


神経衰弱というトランプゲームをやっている気持ちです。

 

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(ポット育苗箱の小さい穴に2粒ずつ手作業。)


13箱を4人で2時間半くらい掛かって終えました。

2歳半の娘は、今年は土と戯れてるだけ、来年に期待します(笑)

 

こういう皆でできる共同作業が多いのが、昔ながらの農作業の良いところです。


合掌