「半農半あきない」実践録

「自給農」「あきない」を中心とした、日々の所感実践録

腰痛苗床づくり

米まけば米の草はえ米の花
さきつつ米のみのる世の中

 

                                                      寺田一清『二宮尊徳 一日一言』

 

中国出張から帰ってきて、4月26日(土)、遅れていた苗床づくりをしました。

 

5畝という小さい田んぼなので、苗はそれほど沢山必要なわけではなく、苗床も育苗箱10枚分くらいの広さのOKです。

 

しかし、、、

 

予定していた湖畔の一角は草ボウボウ。

 

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(苗床の予定地。雑草が激しく繁茂)


4時間近く掛けて鍬でじっくり耕し、雑草の根っこを引っこ抜いたり、石を取り除いたりしました。

 

春になって日照時間が長くなり、雨も降れば雑草もドンドン繁茂します。

雑草が茂るのも二宮尊徳の教えるところの「天理天道」で、そこに鍬を入れて行くのが「人道」。

 

自然の流れに沿いつつ、誠意をもって人道に尽くしていくことが、地に足が着いた確実な生業なのだと、腰を叩き叩き、ひと鍬ひと鍬下していきます。

 

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(やっとのことで、ここまでできました)

 

そして、すっかり耕されて細かい粒子になった土を、今度はしゃがんで素手で均して行きました。


 「プール育苗」

という方法で育苗に取り組もうとしています。

 

高低差を極力無くして、平らにした土地にビニール資材で被覆してプールを作り、その上に床土を覆土して苗箱を設置する方法。

 

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(プールの出来上がり、この上に培土を覆土します)

 

大学時代に何度か経験していたので、あまり作業の迷いはありませんでしたが、兎に角、腰がバリバリになりました(苦笑)。。。

 

日頃の運動不足でしょうか。


何とか一人で完成させられました。

風の無い作業しやすい一日でした。

 

合掌