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「半農半あきない」実践録

「自給農」「あきない」を中心とした、日々の所感実践録

ウイグル族の学生のこと

今回の中国出張で、空港の手荷物受取レーンに行くと、

 「ウルムチ

からの便の手荷物も流れており、何となく日本語教師時代を思い出しました。

 

大学卒業して2年間、福岡の日本語学校で教えていたのですが、当時、
新疆ウイグル族の学生を何人か担当しました。

 

特に名前を挙げても問題ないと思うのですが、

 

 ・イルデニさん
 ・バトモンクさん
 ・バイルタさん
 ・ホラチャビリゲさん

 

といった皆さんがいました。


彼ら(みんな男性です)に共通しているのは、非常に心優しく穏やかだということ

 

ただし、同じ教室の大部分の漢民族の学生たちとは一線引かれていて、というか、ちょっと差別されていたような印象でした。

 

最近、報道されているか分かりませんが、一時期、このウイグル族の暴動のことがニュースで流れてましたね。

 

日本で普通に暮らしていると、なかなか出会う機会ありませんが、誠実な人たちです。

でも、優しく穏やかな一方で、激情を垣間見る場面が何度かあり、吃驚したことも記憶しています。

※と言っても、意味もなくそうなるのではなく、どちらかというと理不尽な背景があるのですが。。。

 

***

 

最後に担当したのが、

 

「ホラチャビリゲ」さん

 (国籍は中国なので、複雑怪奇な漢字があてられてました)

 

まさに、あの有名な絵本『スーホの白い馬』に出てきそうな、長髪を束ねて、浅黒い肌の騎馬民族みないな精悍な風貌でした。

 

来日当初から日本語の能力は高く、優秀な学生さんだったのですが、半年くらいして突然、どこで調べたのか、

 

「北海道に行って馬の調教の仕事がしたいです。」

「馬は慣れているのでできると思います。」

 

と告白され、いかにも似合っており、彼の希望を否定することもないので応援しました。

 

そして、ホラチャビリゲさんの彼女・チムコさんが登場し、一緒に福岡空港に見送りに行ったのを憶えています。

 

あれから約11年。


ホラチャビリゲさんは、

まだ北海道で馬を育てているのか?

それとも、新疆に帰ったのか?

 


合掌