お江戸百年塾に参加する
日常の雑事雑用を、いかに巧みに、要領よくさばいてゆくか。
そうした処にも、人間の生き方のかくれた呼吸があるといえよう。
寺田一清『森信三先生 一日一語』
東京の単身赴任生活を終え、4月から宇部の自宅に戻っていますが、
改めて家事、子育ての苦労を目の当たりにしています。
「家事、育児であっという間に一日が過ぎていく」
とよく聞いていたのは、全くその通りで、
僕にできることはするのは当然ですが、
雑用雑事を要領よくこなしていく工夫と改善は、
いつも夫婦で考えるようにして、時間を作り出していく必要を感じています。
「人間の生き方のかくれた呼吸」
という表現が良いですね。
呼吸のように自然に、リズムよく、でも無駄なく出来るまでには、まだ時間かかりそうですが。。。
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昨日、「社外研修」と称して兄と上京しました。
お客さん訪問もあるので、会社的には「営業も兼ねている」という理由で東京出張。
元リッツカールトンの日本支社長・高野登さんが発起人の「お江戸百年塾」に参加しました。
(お江戸百年塾の会場、増上寺光摂殿。東京タワーとの共演がインパクトあります。)
平たく言うと自己啓発セミナーなのですが、今年の第一回講師は、元スターバックスジャパンCEO・岩田松雄さんでした。
高野さんの講演、岩田さんの講演、最後にお二人のトークという形で進んだのですが、手元に書き残した内容は以下の通り。
【高野さんのお話より】
・自立した群れない環境が必要。
・コミュニケーションの本質は「対面」、メールに逃げていないか?
・電話、メールというコミュニケーションの後、最後は本質である「対面」に戻るべき。
・1週間168時間のうち、睡眠、休息を除いて平等に与えられているのは74時間(4440分)。
・この時間を本質的な行動に使っているか?(自分の命をどう使っているか)
・不要なものを削っていくのには勇気が必要。それを行って変化を起こすのが経営。
・自分に変化を起こせる人は、自分の本質を向き合っている人。
・インプットを怠ると驕りが始まるので、今年はインプットの年にしたい。
・インプットで自分の中に無い価値観に触れると、色んな言葉が素直に入ってくる。
【岩田さんのお話より】
・ミッション=使命。
・火花が散る瞬間=付加価値を生む瞬間。
・スタバでは、「お客さんに商品を渡す」瞬間に火花が散る。
・規模の大小問わず、企業は、事業を通じて、世の中を良くするために存在している。
・仕事や社会活動を通じて、それぞれのミッションを実現する。ドラッガーの「最小利益」に通じる。
・リーダー(経営者)にとって一番大切なことは「ミッション」「ビジョン」「パッション」
・自分の人生において、自分が人生の経営者。
・生きているのではなく、生かされているという感覚。
・大事なのは「なぜ、生かさせているのか?」を意識すること。
・ミッションとブランドは、企業の両軸で一致しているべきもの。
※ミッション=観念、ブランド=ミッションの具現されたもの。言行一致。
・スタバには、サービスに関するマニュアルはない。Just Say Yesと権限移譲。
・スタバ、リッツカールトンは、第五次産業=感動経験産業である。
・他の産業(一次産業、二次産業)も、五次産業を目指していいし、目指すべき。
・ミッションを徹底するために、「トップは念仏のように唱え続ける」「人事は最大のメッセージい」
・計8年のCEO時代、ミッションを強化するマネジメントレターを継続した。
・20代の人に向けて、「Conecting Dot」。すべて必然で繋がっているから、目の前のことに一所懸命取り組んでほしい。あとで振り返るとそれが繋がって生きてくる。
大体、こんなことをメモしてました。
自分の人生のミッションは何か?
「後世の生き方の一指針となるよう、半農半あきないで報徳を実践すること」
色々思い浮かぶことを、今考えうる一文としたら、こうなっちゃいました(笑)
お江戸百年塾での新たな出会いと、学びに感謝です!
6月も参加出来るよう、「あきない」頑張ろうと思います。
合掌