「半農半あきない」実践録

「自給農」「あきない」を中心とした、日々の所感実践録

松本で育苗勉強

 

しばらく間が空いたのですが、先日の3連休で松本の稲作師匠のところへ行って

きました。

 

以前にも書いたのですが、昨年は農協からコシヒカリの苗を購入しての稲作で

した。

 

そういう意味で、今年が本格的な自給用の有機稲作元年。

 

書籍で読んだ内容と、実際に師匠が行っている内容を照らし合わせて、どのよ

うな工程を行っていくか具体的な作業イメージを掴む為に、松本にいる間に色

々と勉強させてもらいました。

 

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※松本は晴天に恵まれ、美ヶ原、北アルプス共に綺麗に見えました。

 

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※泊まった日の晩にいただいた信州の地酒。熱燗が旨かったです。


 ①種籾消毒(お湯で)
 ②浸種(播く前の前処理)
 ③催芽(芽だし)

 

という工程を踏んでいよいよ種蒔という段になるのですが、これらの工程の適温

と管理方法など、非常に具体的にイメージができ、ある程度育苗できそうな自

信が出てきました。

 

あとは、実際にやりながらしっかり観察、記録を残していくのみです。

 

日本では、田植え機が普及してから、ここ40年くらいの慣行農法(農協から幼い苗を購入

し、機械で植え、化学肥料と除草剤で行う農法)が稲作の大部分で、

昔は当然やっていた種の処理、育苗方法が引き継がれていない地域が多いと

思います。

 

ですので、こういう技術を少しずつ習得して、種籾も自家取りできるようになれ

ば、かなり循環型の農法としてやっていけそうな気がします。

 

また、次世代に引き継ぐという点でも、重要な意味を持っていると感じています

 

 

さて、、、

 

3/31を最後に東京から引き上げるのですが、早速、これらの作業に取り掛から

ないと4/20の種蒔に間に合わなくなってしまいます。

 

その間、平日は福岡で出勤、兄と家業の業務(輸入シーラーの拡販、実務処

理等々)、4月末からの中国出張の準備など、結構盛りだくさんの4月になりそ

うです。

 

楽しみです。

 

合掌