「半農半あきない」実践録

「自給農」「あきない」を中心とした、日々の所感実践録

展示会の見かた

春近き六甲山の山肌や

厳しきが中に和みそめつも

山頂にありし斑雪(はだれ)も

いつしかに見えずなりつも春近づけば    

 

                                               『森信三先生 一日一語』(寺田一清)より               

 

2週間前の大雪が嘘のように、暖かくなってきました。

今日はコートがあると暑いくらいでした。

 

春が近づいていると思うと、何か気分が高揚します。

 

                                         ***

 

2月最終日。


年明けからあっという間の2ヶ月だったと言いたいのですが、
実務面で手すきになっているおかげで結構ゆっくり時間は過ぎていきました。

 

今日は、午後から東京ビッグサイトに行き、展示会を視察してきました。

 

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できる限り時間が取れたらビッグサイト、幕張メッセ、横浜パシフィコに足を運んで見ることにしています。

 

業界問わず、どこに「あきないの種」があるかわからないので。

 

微細加工展、新機能性材料展、スマートグリッド展、エコビジネス展、CEATEC(家電展)など超ニッチな展示会からメジャー展示会まで、色々顔を出してますが、業界の勢い、色がそれぞれで違って面白いです。


今日行った太陽電池展(ほかに併設展示で2次電池展など5種類ほど)は、今、注目されている業界だけあってかなりの活況でした。

 

海外からの出典も多く国際色豊かでしたが、玉石混交というか、いかにも怪しい雰囲気の人や業者も姿も見ました。

 

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(韓国LGが太陽電池事業やってるのは初めて知りました)

 

大きい展示会になればなるほど、どこからどう見ていいか分かりません。

 

大概の展示会場で、入口のところに展示レイアウト図が置いています。

これは、お目当てのところがあれば役に立つとは思いますが、お目当てのところというのは、事前に情報分かっているので、展示会で時間を割いて見る必要性をあまり感じません。

 

逆に、当てもなく(というと語弊ありますが)見て、アッと目に留まる出会いが展示会の醍醐味だと思ってます。

僕は、小さいブースで面白いものを展示している会社さんがないか、そんな見方をしています。


それで、どのように展示会場を見て歩くか?

 

 

一応、展示レイアウト図はもらいますが、先ずは入ってすぐ右に折れ、会場の一番端まで行きます。

それから、縦列を折り返しながら、満遍なく歩いていきます。そうすると大体1時間くらいで見終えるのですが、それから横列をまた折り返しながら見て歩きます。

 

この見方をすることにしたのは、過去、会社の同僚が同じ展示会を見たときに、「あそこに○○があった」とか、「あれが面白かった」という話になった時に、

 

 

 「あっ!自分はそれ見てねーわ。」

 

ということが結構あったためです。

とりあえず満遍なく見て歩くと、全部見た感があるので大した収穫はなくとも、満足感はそれなりです。

 

東京生活もあと一ヶ月。

もう一回くらい展示会行きたいなぁ。

 

合掌