久しぶりに自転車通勤
書物に書かれた真理を平面的とすれば、
「師」を通して学びえた真理は立体的である。
~『森信三先生 一日一語』(寺田一清)より
実際に講演を聞いたり、会って話したり、また、一緒に活動する中で得られるものや気づきは、確かに深みがあり、自分の中の深いところに入っていくことがあります。
何気なく聞いている話の中の一節が、強烈な印象、余韻をもって後々まで心に留まっている、そういうこと結構ありますよね。
以下は、本からでなく、実際に耳にした言葉で印象に残っていて、パッと思い出すもの。
(伊勢で中山靖雄さんの講演より)
・俺が俺がの「が」を取って、そうねそうねの「ね」を肥やす
(大分で武道具店の店主より)
・剣道は汗が教えてくれる
(東京の読書会で)
・私の仕事は、人のお役に立つことです
・尻込みせず、勇みすぎず
自分の子供含め、後に続く人たちに、言葉もそうですが「実践する姿」で大切なことを伝えていけたらと思います。
というか、自分自身、実践しないと分からないことばかりなので、自分の学びと気づきの為の実践が第一義なのですが。。。
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2月の東京は、2週続けての大雪もあり、大荒れの天候でした。
寒さも堪えたのと、ちょっと通勤時間帯に本を読みたいという気持ちがあったので、
ここ3週間くらいは電車で通勤してました。
それが今週はだいぶ寒さも和らぎ、側道に残っていた雪も大方溶けたので、
今日は、久しぶりに自転車に乗ってみました。
昨年5月に上野で購入したジャイアントの「エスケープ・エアー」というモデルです。
自転車入門雑誌みたいなのを念入りに読んで、
「クロスバイクでは最軽量9.9㎏。ロードバイク並」
とあったので、指名買いしました。
屋外だと盗難の心配があるのと、錆や汚れの原因にもなるので、狭い部屋に持ち込むのですが、持ち上げるときに軽いほうがいいのと、漕ぎ始めの加速が良さそうだったので。
このジャイアント号と、大雨の日以外は一緒に通勤したおかげで、
体重も落ち、風邪もまだひいていません。
ちなみに、10㎞くらいの距離だと、都内で信号に引っかかりながらでも40~50分くらい。
大切にすると愛着も湧いてきますね。
さて、明日も天気よさそうなので、自転車で通勤しようと思います。
合掌