月並祭と田んぼ周りの整備
観念だけでは、心と躰の真の統一は不可能である。
されば身・心の真の統一は、肉体に座を持つことによって初めて可能である。
~『森信三先生 一日一語』(寺田一清)より
金曜日、東京は朝から雪がうっすらしていて、日比谷線もこれまで経験した中で指折りの鮨詰め状態。
最終便で帰る予定だったのですが、どんどん天候が悪くなることが予想されたので、早い便に変更させてもらい何とか宇部に帰ることができました。
(金曜日の夜からの雪は先週よりも激しく、皆さんご存知の通りです)
2週間ぶりの宇部。
土曜日、中津瀬神社の月並祭(毎月1日、15日の二日)に参加してきました。
今までは神社にお参りするのは、初詣か観光ぐらいだったのですが、中津瀬神社の宮司さんと親しくさせていただいていることもあり、昨年から時間が合えば月並祭に出ることにしています。
宮司さんがご挨拶の中で、
「午年は飛躍の年。尻込みせず、しかし勇み過ぎずに」
と言っていたのが心に残りました。
何事も思い切りよく、しかし、独りよがりにならず、大切ですね。
そして、今日日曜日は朝から快晴だったこともあり、田んぼに出て水路周りの環境整備をしました。
(11月に撒いたレンゲが順調に繁茂しています。これが今年の肥料になります。)
辛うじて稲作が続いている地域(それでも昔と比べると荒地になっている田んぼが多い)ですが、市街地に移住し週末稲作をしている方が多いので、どうしても田んぼ周りの整備が追いついていない印象です。
昨年から借りている我が家の田んぼも例外でなく、特に田んぼに水を引いている水路(ご先祖さんが小川を石垣で固めて作ったと思われる)に、イバラを始め蔓がはびこっていて、一見するとかなり荒れています。
水は引けるので、米作りはできるのですが、やっぱりイバラや蔓が繁茂しているのは心寂しいので、鎌で打ち払って進みます。
すごい生命力で複雑に入り組んでいるイバラ、野草たち。
多少、すっきりして見通しも良くなり、田んぼらしくなってきました。
これで草刈機も入れやすくなります。
自然の中で体を動かすと、心機一転できます。
明日からまた東京。
残すところ1か月半ですが、自分に出来ること、お役に立てること、勇み過ぎずに取り組んでいきたいです。
合掌